証言をもとに似顔絵を描き、犯人を見つけ出せ【似顔絵探偵】
今回紹介するのは、「似顔絵探偵」
三人から七人で遊ぶことが出来るパーティーゲームです。
ゲームはポイント制ですが、何ポイント先取で勝利などのルールはないので
・先に○ポイント取得で終了
・全員が探偵役を二度行ったら終了
など決めておくとよいかもしれません。
それでは、詳しい説明にいきましょう。
このゲームは探偵と目撃者に分かれて遊びます。
探偵役は一人。それ以外は全員、犯人を目撃した目撃者です。
探偵役の人は目を閉じ、10秒数えている間、目撃者は容疑者カードの山から一枚を公開し、その容姿をしっかりと覚えます。
容疑者カード(全48枚)
探偵役が10秒数え終わると、使用した容疑者カードを山札の中に混ぜてシャッフル。
そして、全員に容疑者のパーツを示したカードを配ります。
パーツカードを配られた目撃者から順に、ジェスチャーを交えず目撃者の情報を伝えていってください。
輪郭「上が広くて、下が短い台形みたいな」
鼻「全然覚えてないです……」
髪「永沢君みたいな感じ」
耳「ロバのような耳」
ホクロ等「眉間にしわがあったような。傷は覚えていない」
目・眉「上が楕円のかまぼこみたいな形」
と、このように説明されていく情報をもとに、似顔絵を描いていきます。
目撃者は全員、顔を覚えた後でパーツカードの内容を知るので、いくつかはあやふやだったり、間違って覚えた部位が出てきます。
そのうえで似顔絵を描いて、その似顔絵をもとに犯人を探し出すのです。
また、似顔絵を描くときは目撃者に似顔絵を見られないように箱で隠しながら描きましょう。
目撃者の反応もまたヒントになってしまいますので。
……では、実際に遊んでみて、各探偵が描いた容疑者の似顔絵を見ていただきましょう。
ジャン!
自身がない部分はところどころ、メモ書きのように証言が残されています
(不正の文字は、不正解の省略の模様。イカサマではないです)
こちらは、各似顔絵に対応した犯人の顔。
こうしてみると、意外と目撃証言から犯人の顔に迫っているのがわかりますね。
ところどころ違う部位があっても、左上の容疑者にある福耳などコレ!という一つの部位で正解までたどり着けたりもするのがおもしろいところ。
探偵は正解したら1ポイント。
目撃者側は、探偵が「このパーツが決め手だった」と感じたパーツを一つ選び、それを証言した目撃者にも1ポイント入ります。
ジェスチャー禁止の状態で、いかに相手に犯人の情報を伝えるか
また、10秒でどこまで顔を覚えきれるか
そんな適度な苦労が非常に面白いパーティーゲームでした。
5人プレイで全員が1順する程度なら、説明を含めてもプレイ時間は2~30分程度で済みます。
箱も小さく、空いた時間にプレイするのにおススメのゲームです。
大声を出すものでもないので、旅行などに持ち込むのもありですね。